毛穴にも様々なタイプがあり、タイプによりお手入れの方法も少しずつ変わってきます。毛穴トラブルというのは大きく分けて6種類あります。
黒ずみ毛穴
毛穴の色が黒っぽく表面がザラザラしている
黒ずみ毛穴は古い角質や皮脂が毛穴に詰まり、それがうまく代謝されず空気に触れて酸化したものです。イチゴの種のようにぶつぶつと盛り上がっているので触るとザラザラしています。
黒ずみ毛穴は主に皮脂腺が活発なTゾーンに発生しますが、中でも小鼻の周りはとても皮脂分泌が盛んなことから、ほとんどの人は鼻に集中してできるのではないかと思います。
皮脂分泌が増える思春期から20代の前半ぐらいまで黒ずみ毛穴は目立ちますが20代も中盤になると皮脂分泌も落ち着いてくるのでそれに伴い黒ずみ毛穴も目立たなくなってきます。
メラニン毛穴
毛穴の色が黒っぽく表面にざらつきがない
メラニン毛穴は毛穴のくぼみの部分が日焼けしたり、炎症によってメラニンが発生してしまい、そのまま沈着してしまったものです。
要するに毛穴に出来てしまったシミ=色素沈着になります。
その為皮脂をとったり、しっかりとした洗顔をしても全く効果がありません。あくまでメラニン毛穴はシミなので美白ケアをする必要があるんです。
目詰まり毛穴
毛穴の色に変化がなく触ると凸凹感がある
毛穴の色に目立った色はないけれど触るとザラザラボコボコしている場合は目詰まり毛穴です。
毛穴が詰まることを白ニキビ又は角栓詰まりとも言いますが、呼び名が違えど不要な角質や皮脂が毛穴に詰まっている状態というのは一緒です。
毛穴トラブルも色々ありますが、10代が一番悩む毛穴のお悩みが目詰まり毛穴と言われています。
悪化すると黒ずみ毛穴やアクネ菌が繁殖しニキビとなってしまうので、角栓詰まりを悪化させない対策が重用です。
開き毛穴
黒ずみもざらつきもないが毛穴が気になる
開き毛穴の原因として考えられるのは過剰な皮脂の分泌です。
皮脂が過剰に分泌されると毛穴が物理的に押し広げられることがあり、思春期以降、ホルモンの影響で皮脂が増えるのでその影響で毛穴が広がり、目立つようになってしまっていることが考えられます。
たるみ毛穴
頬の毛穴が目立ち、毛穴の形がしずく状、引っ張ると消える
年齢と共に頬周辺の毛穴が目立ちますが、それはたるみ毛穴です。
たるみ毛穴は紫外線や活性酸素の影響で肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンといった成分の減少や劣化により起こるものだと考えられます。
乾燥毛穴
頬の毛穴が目立ち、毛穴の縁がシワっぽくカサカサしている
頬に出来るため、たるみ毛穴と見分けがつきにくいのが乾燥毛穴ですが、たるみ毛穴のように毛穴が縦長に伸びていません。
またお風呂上りなど肌が濡れている状態の時毛穴が目立ちにくくなるという場合は乾燥毛穴の可能性が高いです。
原因は肌の水分量低下に伴い肌表面のキメが乱れてしまうことで毛穴が落ち込んでしまったものと考えられます。
若くても肌の乾燥が酷ければ頬を中心に毛穴が目立ってきます。
毛穴が出来てしまった原因は様々ですが、雑な洗顔やスキンケア、厚塗りメイク、毛穴パック、生活習慣の乱れ、食生活の乱れなど毛穴を作ってしまう危険行為は沢山あります。
皆さんも思い当たる節がいくつかあったと思います。まずは自身のスキンケア方法や生活習慣を少し改善してみてください。
Cannaでの毛穴の開きの治療スタイル
鍼をすることで肌のターンオーバーを促し、正常化させ毛穴を改善しきれいにしていきます。
同時に毛穴の原因となる自律神経やホルモンバランスを整えるために身体の治療も行います。
交感神経が優位になってしまうと男性ホルモンの影響が強くなり汗の分泌も増えて、毛穴が開いた状態のままになってしまいますのでしっかりと自律神経を整えてあげることも毛穴改善への一歩となります。
鍼治療だけでなくきちんとしたスキンケア方法の指導や食事などのアドバイスもさせて頂き身体の中からキレイを目指すサポートをさせて頂いております。