赤ら顔について

赤ら顔とは、「顔が赤くなる」症状をいいます。

もともと皮膚が薄かったり、何らかの原因で炎症をおこしていたり、またはアレルギー反応によって荒れている状態によって顔が赤くなることをいいます。人によって皮膚が赤い部分は異なり、顔全体が赤い、頬のみ、鼻のみ、Tゾーンのみが赤いなど様々です。特にお風呂あがりや、寒い場所から暖かい室内に移動した時など、気温の急激な変化に伴い症状が現れます。

赤ら顔の原因

皮膚に原因があるタイプ

ニキビなどの様々な肌トラブルは皮膚の炎症を引き起こします。肌トラブルの改善に間違ったケアをすることにより、肌が薄くなり、普通では見えない血管が見えてしまい、顔が赤くなることが多いです。特に、鼻や頬の皮膚は、毛細血管がたくさん通っている為、皮膚が薄くなるとすぐに透けて見えてしまいます。

このタイプの方は普段の洗顔やスキンケアに問題が隠れているかもしれません。洗顔時、極端に熱いお湯を使っていたり、強い力でゴシゴシこすってしまったりしていませんか?

過剰な洗顔は逆効果。どんどんお肌は薄くなっていきます。そして、スキンケア。これは水分と油分のバランスが大切になってきます。肌が乾燥しているににもかかわらず、しっかり保湿をしなかったり・・・。お肌が砂漠地帯になっている可能性大です。

また、バランスのとれた食事をとることも重要になります。

野菜や果物はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で健康な皮膚には必要不可欠です。積極的に野菜・果物は取るようにしましょう。ですが、野菜だけでなく、糖質や脂質、たんぱく質のバランスももちろんお肌に影響してきます。食事内容が偏らないように意識してみましょう。

血管や血管中に血液に原因があるタイプ

皮膚にある毛細血管は気温に合わせて、血管を拡張・収縮させることで体温を調節しています。血管の収縮力が低下して拡張したままになり、血液量が過剰に増え、通常では見えないはずの血管が透けてみえてしまいます。

生まれつきの体質によるケースもあります。緊張する場面で顔が赤くなってしまう赤面症もこのタイプになります。赤面症は過剰な緊張により、自律神経が乱れるため、血管が一時的に拡張して起こります。

このようなタイプの方は十分な睡眠をとるよう心掛けてください。睡眠不足は自律神経の乱れに大いに繋がってきます。自律神経には血管の拡張や収縮調節の役割があります。自律神経の不調は毛細血管の拡張を起こしてしまうので、しっかりと質のいい睡眠をとりましょう。

室内外の気温差が大きいと、血管の拡張収縮が激しくなります。これが頻繁に繰り返されると、血管が開いたままとなり、赤ら顔になることもあります。

アルコールや刺激の強い香辛料なども毛細血管を拡張させる作用があります。習慣的に摂り過ぎてしまうと血管が開くだけでなく、血流も滞ってしまうので刺激物の摂り過ぎにも注意しましょう。

赤ら顔ついては当院にお任せください!

鍼は自律神経を整える効果があります。リラックスモードになる副交感神経を優位にすることができます。副交感神経優位になることで質の良いす睡眠をとることができます。また、お肌のターンオーバーを整えてくれるので薄くなった皮膚を正常な健康的な皮膚に導いてくれます。是非一度お問い合わせくださいませ。