マリオネットラインとは、口の両脇から下に伸びる2本の溝、シワのことです。腹話術の人形に見えるのでこの名前がついています。ほうれい線の下にある為、二重ほうれい線ともいわれています。
マリオネットラインの存在は、ほうれい線よりも見た目年齢を老けさせてしまいます。ほうれい線は表情への影響が小さいので不機嫌には見えませんが口角が下がっているマリオネットラインは不機嫌な表情に見られることもあります。
マリオネットラインができる原因
頬の筋肉が硬くなる
頬の筋肉が硬くなることで皮膚がたるんでしまうためにできるものです。皮膚がたるむことでシワができてしまいます。
頬の筋肉はよく使われるため、伸縮性があり、他の部位よりも筋肉が衰えた時にシワができやすくなります。また、肥満体型で顔に脂肪が多くついている人も脂肪が下がってしまうことでマリオネットラインができやすくなります。
口周りの筋肉が硬くなる
頬の筋肉がたるむと、脂肪の重みに耐えることができなくなり、口周りの筋肉を押し下げてしまいます。その為、頬につながる筋肉と口角から下に伸びている筋肉の境界線に溝ができてしまいます。
姿勢の悪さ
マリオネットラインは姿勢の悪い人に現れやすい傾向もあります。姿勢が悪いと顔の筋肉が緩んでしまい、肌のハリ感がなくなって皮膚がたるんでしまうからです。顔の筋肉に偏りができ、バランスが乱れてしまうこともあります。
特に猫背の人はマリオネットラインができやすいので要注意。また、姿勢が悪いと血液の流れが悪くなり、肌のハリを保つために必要な栄養・水分が肌に届きにくくなります。
噛み合わせの悪さ
噛み合わせが悪いと、口周りの筋肉に左右差が生じ、マリオネットラインができやすくなります。よく噛まずに物を食べている人も要注意。口周りの筋肉は口を動かすことで鍛えられます。
マリオネットラインができやすい人の特徴
口角が下がっている人
口角が下がっていると頬や口周りの筋肉が下がってしまいます。日頃から口角を上げることを意識しましょう。
乾燥肌
乾燥肌になると肌にハリがなくなりやすいからです。乾燥肌を防ぐためには、こまめな水分補給としっかり保湿をすることが大切です。
笑わない人
あまり笑わないひとは口角が下がりやすいです。また、笑う習慣が少ないと顔全体の筋肉が弱ってしまい、マリオネットラインだけでなく、ほうれい線も増えやすいので危険です。
頬杖をつく人
頬杖をつくと頬や口周りの筋肉を押えます。左右どちらかの筋肉を押えることになるので左右の筋肉のバランスが悪くなり、マリオネットラインができるのです。さらに頬杖をつくと姿勢も悪くなるので要注意!
鍼は筋肉に直接アプローチできるので筋肉の硬さをしっかりとることができます。また、鍼で背部の筋肉もほぐしてあげることで姿勢の改善にも繋がり、マリオネットラインの予防にもなります。
たるみ、マリオネットラインでお悩みの方は是非一度お問い合わせくださいませ。