ウチの美容鍼灸はオリジナル性ゼロ!!! ~とある鍼灸師の独り言~

どうも美容鍼灸王子®

Cannaインチョの井上です。

本日はなんだか呟きたい気分だったのでそんな内容です。

 

多くのメディアやSNSで注目される美容鍼灸ですが

美容鍼灸と一言にいっても多くの術式や考え方があります。

フランスパンやクロワッサン、メロンパンなど

「パン」といっても様々な種類があるように

美容鍼灸にも様々な種類がそんざいするわけです。

ちなみに私の好きなパンはバゲットです(ΦωΦ)

さて、話が逸れてしまいました。

ではCannaで提供しているの美容鍼灸はどんなものか?

残念ながら巷でよく見かける

「当院独自の美容鍼灸」でもなく

「院長が開発」したものでもありません。

 

Cannaで提供しているのは上田式美容鍼灸®という

日本最古の美容鍼灸団体である

一般財団法人 日本美容鍼灸マッサージ協会

代表理事であり、私の師にもあたる

上田隆勇先生が開発した美容鍼灸スタイルになります。

と、言いましても私も上田先生に出会うまでは

「当院独自の…」「私オリジナルの…」という

施術法にこだわっていた時期があります。

 

私の場合、いわゆる難治性の病気や症状を診ていた経緯もあり

「他と同じではダメなんだ!!」

という固定概念を持っていました。

 

しかし、多くの患者さんや学会、論文などを研究するにつれ

「何をもって独自性を名乗れるのか」

という疑念も持つようになりました。

 

私がカウンセリングの際に

患者さんにも話すことでもあるのですが

「東洋医学は膨大な統計学と経験則である」

ということです。

要するに先人や過去の臨床家、研究者達が

積み重ねてきた臨床データと結果が東洋医学なのです。

そんな膨大な事象の中でたった一人程度の

数年レベルの臨床経験で得た結果に

「独自性」と言っていることが恥ずかしく思っちゃったのです(・´з`・)

 

例えば心臓外科医が

「私は素晴らしい手術の方法を思いついたから

 明日からこのやり方でやる。オリジナルだ!!」

という事態が起こるかというとまず起こりませんし

そんな手術受けたいと思うでしょうか?

何千、何万という治験や臨床データによる研究を重ね

「安全だからこの方法で手術しましょう」

という考え方の方が安全でないでしょうか

 

趣味やクラブ活動程度のものならば

百歩譲って良しとできますが

医療者として我々はそんな適当に施術をすることはできません。

少なくとも私はしたくはありません。

 

確かに東洋医学も現代科学的に解明され

ツボや気も説明出来るようになってきています。

しかし、先人たちが研究し、

現代の臨床家が解明した根拠や理論を学んで

施術に使ったほうが圧倒的に結果がでることが多い。

 

下手に独自性や余計なものを付け足して

結果がでなくなることも非常に多い。

 

なので私も日々古典医学を学びながら

同時に最新の皮膚科学や薬理なども学んでいます。

そうすると症状や病気、治療法の原則が理解でき原因もわかりやすいのです。

それ故にCannaで採用している上田式美容鍼灸®は

「最小限の鍼で最大に効果を発揮する」

をコンセプトに多くのクライエントにご利用いただいています。

 

誰から学び、どこで学んだか。

一流と言われる方々は必ず、家系図のような師弟関係が存在しています。

 

私もこの治療法や技術を後世や後進に

伝えていけるような鍼灸師にならないとな。

なんて大それたことを日々考えながら

クライエントに向き合っています。

 

結局何が言いたかったのかと言いますと

Cannaの美容鍼灸はCannaの独自の物でもなく

世界中で指導、採用されている世界基準の美容鍼灸®です

ということでした。

ちゃんちゃん(*´ω`*)

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ABOUTこの記事をかいた人

通称 美容鍼灸王子® 終末期医療や高齢者医療の現場で鍼灸師として活躍。年間2,500件以上の施術を担当。その過程で、仮面様顔貌など容姿が変化する難病の患者を救いたい思いから、日本における美容鍼灸のパイオニアである上田隆勇氏に師事。女性だけでなく、難病患者も美容鍼で改善に導く治療院を運営。その後の活動が評価され、最年少にて初代上田式美容鍼灸®認定講師の1人として任命を受ける。 現在は施術の傍ら専門家への美容鍼灸の指導活動や、一般向けの講演活動を行い正しい美容医療の普及活動も精力的に行っている。メディア取材実績多数。