美しくなる為にまずするべきことは?美容鍼?エステ?マッサージ?それは……

美しくなることは難しいことではありません。普段のケアや生活習慣を少し変えるだけで十分可能です。もちろんお金をかければ自分ではできないケアやクリニックケアを受けることができるのでより早く美しくなることも可能です。しかし、お金をかけずにできることもあり、仮にクリニックケアを受けるにしても普段のケアが不十分では十分な効果を得ることもできません。今回は簡単にできる小顔マッサージやセルフマッサージ方法を考察してみましょう。
セルフマッサージ(顔のマッサージ)
美容セルフケアとして最も手軽でイメージしやすいのがお顔のマッサージではないでしょうか。いつでもどこでもできるマッサージですが実は注意が必要なのがこのセルフマッサージです。
 
マッサージの種類としては目元やフェイスラインのたるみを解消するリフトアップ系のマッサージ、引き上げるようなマッサージ、小顔マッサージが中心となりますがこの”引き上げる”というのが難点。我々の皮膚は非常に伸展性を持っていますが、一度伸びてしまった皮膚の線維は基本的に元に戻りません。妊娠線をイメージして頂くと良いのですが、妊娠時に過伸展された皮膚は十分なケア、保湿を行わなければ皮膚が余った状態となってしまいます。
顔においては腹部ほど皮膚が伸展することはありませんが、毎日のように過剰に皮膚を引き上げる、引っ張るようなマッサージを行うと徐々に皮膚の線維が伸展され、結果としてたるみが作られてきます。
 

でも、マッサージ後はたるみが改善された感じがあるけど?

 
やっかいなのはこの施術直後の反応です。顔を痛みを感じるほどの刺激を加えると、守ろうとする反射が働き皮膚や筋肉は収縮して硬くなります。この時に皮膚が引き締まったような感覚を覚えてしまうのです。しかし、時間の経過と共に皮膚は線維が過伸展された状態で元に戻ってしまう為、結果としてたるみが増強された状態になってしまうのです。
また、皮膚に摩擦や引っ張るような刺激を加えると、色素沈着(シミ)や赤ら顔、敏感肌の原因にもなります。顔のマッサージを強い力でしてしまうとキレイになるどころか、余計にスキントラブルを増やすことになることを知っておきましょう。
 

大事なのは皮膚への刺激を最小限に抑える事

しかし、方法を知り、注意点さえ理解すれば顔のマッサージは有効な美しくなる方法です。大事なのは摩擦や引っ張るような力を加えない事。顔面部の皮膚は身体の中でも非常に敏感な部分になります。弱い刺激だけで充分に反応するため、弱い力で充分なのです。そしてセルフマッサージが最も効果を発揮するのはむくみやくすみなどの肌質改善です。もちろん方法さえ正しければリフトアップやシワを薄くることも可能ですが、解剖学的にその効果は難しいのが現状です。マッサージはあくまでむくみを流し、くすみを改善させるのが主ということを忘れないでください。

 

マッサージをする時は必ずオイルかクリームを

マッサージを行う際は必ずマッサージ用オイルか、クリームを用いましょう。素手で顔をマッサージすると摩擦係数が強くなり、シミや敏感肌を招く大きな要因となります。面倒であれば、基礎化粧品の最後の過程でクリームを塗る際に行ってみましょう。
 

絶対に引っ張らない

YouTubeなどで検索すると、「フェイスラインのたるみを引き上げるマッサージ」や「眼の下のたるみを引き上げるマッサージ」などの動画が公開されていますが、そういった類の内容は皮膚を強く引っ張るようなものが多いので注意しましょう。あくまで顔のマッサージはリンパを流すようなイメージで優しくゆっくり行いましょう。皮膚の表面を撫でるような動きで十分。間違っても強くしないことが重要です。
 

マッサージ後はしっかり保湿する 

いくら潤滑油としてオイルやクリームを用いたとしても、それでも皮膚は摩擦により乾燥します。基本的に顔のマッサージは長くても10分程度に留め、通常は3分程度に抑えるようにするのがおススメ。そしてマッサージが終わったらちゃんと保湿もすること。クリームやオイルの上からでは膜が張られ皮膚に水分は浸透しにくいですが一旦化粧水で肌を整え、再度クリームで保護したいところです。
 

過剰なマッサージは皮膚トラブルのもと

肌やたるみに良いともってやっていた行為が逆効果となってしまうことは意外と多いものです。皮膚は原則として「擦らない」「触らない」「補いすぎない」のがルールです。少しのケアで十分変わります。もし、今現在強いマッサージ等をしてしまっている場合、一度セルフケアを見直してみましょう。
 
実際のマッサージ方法はなかなか難しいもの。特に力加減などは思った以上に弱いものです。Cannaのハリウッド式美容鍼では施術の仕上げにアキュレッチというフェイシャルマッサージを行います。一度受けてみると正しいマッサージの力加減も理解できます。施術後には肌別のセルフケア方法もお伝えさせていただいておりますので、まずは一度お得な初回体験をお申し込みください。
 
 
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通称 美容鍼灸王子® 終末期医療や高齢者医療の現場で鍼灸師として活躍。年間2,500件以上の施術を担当。その過程で、仮面様顔貌など容姿が変化する難病の患者を救いたい思いから、日本における美容鍼灸のパイオニアである上田隆勇氏に師事。女性だけでなく、難病患者も美容鍼で改善に導く治療院を運営。その後の活動が評価され、最年少にて初代上田式美容鍼灸®認定講師の1人として任命を受ける。 現在は施術の傍ら専門家への美容鍼灸の指導活動や、一般向けの講演活動を行い正しい美容医療の普及活動も精力的に行っている。メディア取材実績多数。