ストレスがいかに恐ろしいか

ストレスを感じていますか?

今現在、ストレスなく生きているという人の方が少ないかもしれません。皆何かしらのストレスを抱えて生きているのです。ストレス解消グッツや本など今では様々なものが売られています。完全なストレス社会ですね…。

でもなぜストレスは溜まっていくのでしょうか、なぜ簡単に解消できないのでしょうか、

『ストレス』と一言にいっても分からないことだらけですよね。今回はストレスを溜め込んでしまうとどういった異変が身体に起こるのかを実際に私の経験も交えながら話していこうと思います。

ストレスとは

『ストレスとは』と調べると生体に外傷・中毒・寒冷・精神的緊張などの刺激が加わったとき、生体の示す反応。俗に精神的緊張と記載されています。

難しく書かれていますが、そもそもストレスとは外部から刺激を受けた時に生じる緊張状態のことを言います。

日常の中で起こる様々な変化が身体に刺激となりストレスとなって現れてくるのです。変化としては、病気や睡眠不足などの環境要因もあれば、騒音や天候などの環境要因・不安や悩みなどの心理的要因・仕事や人間関係のトラブルなどの社会的要因が挙げられます。

進学就職結婚出産などの素敵な行事も人によってはストレスの原因にもなってしまいます。

ストレスを感じると体に起こる異変

ストレスを感じてもどんな不調のサインが出るかは、人それぞれ異なります。体調を崩してしまうような大きな問題に発展しまうこともあれば、自身では気づくことが出来ないようなちょっとした変化が続いたりすることもあります。

セルフチェック

□やる気が出ない □集中できない □イライラ 

□不安感 □落ち着かない □疲れが抜けない

□気分の沈み □憂鬱  □食欲低下 

□不眠・熟睡できない  □感情の起伏が激しい ect…

チェックが多い方はもしかするとストレスを強く感じているかもしれません。

“自分はストレスを感じていない”

思っていても実は身体が悲鳴をあげているなんてこともあります。上記のチェックに当てはまっていたらそれは身体が皆さんに訴えているサインです。

普通の毎日が遅れなくなる辛さ

私自身ストレスを感じていると思ったことはなく普通に毎日を過ごしていましたが、今思えば上記の項目がほとんど当てはまっていました。ストレスを感じていないと思っている人ほど一気に爆発してしまうので要注意です。

私の場合はストレスを感じたことで、突然食べ物や飲み物を口にできなくなってしまいました。

いつも通り起きて仕事へ行く準備をし朝ご飯を食べた瞬間に胃に激痛がはしりました。そのときはたまたまだろうと思っていて市販の鎮痛薬を使いました。

胃が痛かったことを忘れお昼の休憩中に軽食をとるとまた胃の激痛、胃の不調を感じ、胃を休めるために夜は抜きました。夜中にお腹がすいたので飲み物ならと思いココアを二口…ぁあ激痛。

それもかなり酷かったため、急遽救急病院に連れて行ってもらい出来る範囲の検査をしました。血液検査と腹部エコー共に異常なし。

胃薬を貰い様子見。薬を飲んでも痛みは一向に変わらず、食べたり飲んだりすると痛いので飲食をするのが嫌になりました。少しずつ試みましたが食べれず、何にも変わる気配がない為、再度病院を受診、胃カメラなどの検査も異常なし。

結局原因は分からず《ストレス性のものだろう》とのことでした。結局一週間ほど食べずに生活して徐々に回復、今では何も食べても大丈夫なまでに復活!

食べることが大好きな私にとって食べられない日々が続いたのはとても地獄でした(T_T)しかも私の場合は食べられないくせにお腹はとても空くから厄介。

何の前触れもなくいきなり症状として現れると生活や仕事に支障が出てしまいます。もう二度とこんな経験はしたくないからこそストレスを溜めてしまわないように息抜きを大事に今は生活しています。

私はこのような感じで胃腸の症状としてでてきましたが、他にもストレスを感じることで起きる身体の異変というのは沢山あります。

多くあげられるのは肌荒れ、今まで何も肌トラブルを感じたことがないのに進学や就職など環境の変化によりニキビ等の肌荒れをおこす方、

自律神経失調症になってしまったり、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・うつ病のリスクも高くなるなど。

ストレスは思っている以上に身体に影響を及ぼします、飲酒、喫煙、不規則な生活習慣など色々ありますが、私は何よりもストレスが身体にとって一番悪い事だと思っています。

ストレスを解消するためには

100%ストレスをなくすというのは難しいかもしれません、ただストレスの軽減、減らしたりすることは可能ではないでしょうか?

その方法は何でもいいと思います、自分が一番好きなこと・楽しめることを思う存分する日を週に1回・1カ月に1回作るだけで良いと思います。毎日同じことをただひたすら続けているだけではストレスは溜まっていく一方です。

スポーツやグルメもありますがショッピングやSNS・ゲームなど好きなことは人それぞれです。

美味しいものをたくさん食べる😋

食事をすること美味しいものを食べる事というのはとても素晴らしいことだと思います。美味しいもの食べると少なからず幸せを感じます。幸せを感じていたらストレスって軽減しそうな気がしませんか?

実際にストレスを感じてしまうと身体はストレスから身を守ろうと様々なホルモンを分泌します。その中の一つに副腎から分泌されるコルチゾール・アドレナリンがあります。

この二つの働きは呼吸数増加・心拍数、血圧、血糖の上昇の為、緊張状態の時に働く交感神経が優位となり、身体は戦闘態勢となるわけです。

働いたり運動したりと何かをするうえでこのホルモンが分泌されることは必要です。ただ戦闘後ににリラックスすることなく動き続けているのが身体に悪影響を及ぼします。しっかりとリラックスする神経、副交感神経を働かせてあげることがとても重要となります。

副交感神経を優位にする方法は沢山ありますが、嬉しいことに食べるという行為もその一つなんです。沢山おいしいものを食べて幸せを感じてストレスを撃退しましょう♪

※ですが逆に言えばストレスを感じると無意識に大食いしてしまうのもこのせい。上記のホルモンも食欲を刺激してしまう作用があるので更に大食いに、女子にとっては体重が増えたりという事もあるのでそこは注意が必要です(笑)

好きなことが一番

無理にストレスを解消しなくちゃストレスを溜めないようにしなくちゃと考えるのではなく、好きなことをしてみてください。勿論毎日嫌な環境に出向いて行かなければいけない・苦手な人と会わなければいけないなど逃れられないストレスもあると思います。

人間関係でのストレスはそもそも価値観が違います。よくあることですが考え方を変えてみたり、見方を変えるだけで変わってくるかもしれません。

大きな症状が身体に現れる前に、チェック項目のような軽度の段階で気づき、身体を休めてあげることが必要です。自分で気づくことが出来ない人がほとんどなので周りの人が気にかけて声をかけてあげる習慣というのもとても大切です。

 
 
 

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ABOUTこの記事をかいた人

通称 美容鍼灸王子® 終末期医療や高齢者医療の現場で鍼灸師として活躍。年間2,500件以上の施術を担当。その過程で、仮面様顔貌など容姿が変化する難病の患者を救いたい思いから、日本における美容鍼灸のパイオニアである上田隆勇氏に師事。女性だけでなく、難病患者も美容鍼で改善に導く治療院を運営。その後の活動が評価され、最年少にて初代上田式美容鍼灸®認定講師の1人として任命を受ける。 現在は施術の傍ら専門家への美容鍼灸の指導活動や、一般向けの講演活動を行い正しい美容医療の普及活動も精力的に行っている。メディア取材実績多数。