睡眠が肌の状態を左右する?

 
 
 
 
みなさん睡眠はしっかり取れていますか?
仕事が忙しかったり、子育てなので自分の時間ができないとついつい睡眠時間を削ってしまいますよね。
 
適切な睡眠時間は人によって違いますが、日本人の約4割の人が6時間未満の睡眠といわれており、
日中に眠くなる人も増え、睡眠がしっかりと取れてない人が多いと考えられます。
 
睡眠不足が続くと肌がくすむ、あまり寝られなかった次の日はメイクのノリが悪いなど、
睡眠不足による肌の悩みを感じたことのある方は多いじゃないでしょうか。
家事や育児、仕事などに忙しく生きる現代女性にとって、
毎日ぐっすり睡眠をとることは簡単なことではありませんよね、、
理想的な健やか肌をキープするためにはやはり大切なものです。
 
他ににもこのよう睡眠不足になると
・ストレスなどで増える活性酸素を処理しきれず、
 傷ついた細胞を修復できなくなり、疲れが取れにくくなります。
 
・睡眠不足の状態が続くと脳がエネルギーを補おうとして、
 食欲を刺激するホルモンのグレリンの分泌をうながします。
 一方食欲を抑えるホルモンが減少する。朝食のへの欲求を抑制し、
 夕方のカロリーを増加させる傾向にあります。
 寝不足の状態が続くと食欲が過剰になり、
 食べ過ぎの状態が続くことで、肥満の原因になります。
 
 
 
 
一体なぜ、睡眠不足になると肌の状態が悪くなるのかというと、
「本来なら寝ている間に行われているはずのターンオーバー(肌の再生)が上手に働いていないから」
ということがいえます。
また、睡眠不足によってターンオーバーが乱れると、
肌のバリア機能が低下して乾燥肌になったりニキビができてしまうこともあります。
あわせて睡眠不足はホルモンバランスも乱すため、これも肌トラブルを招く原因となります。
 
 
 
 
 
また、お肌のゴールデンタイムが22時~2時であると耳にしたこともある方も多いと思いますが
寝る時間は厳密に言えば関係ありません。22時~2時の間に寝ることがいいという根拠は肌のターンオーバー
を促す成長ホルモンの分泌が盛んになるのがこの時間帯というものです。
でも、これは22時時頃に就寝するのが一般的だった時代のこと。
近年の研究の結果、成長ホルモンの分泌が盛んになるのは、時間帯ではなく、就寝から最初の3時間ほどの
深い眠りのときであることがわかっています。
 
つまり、お肌のゴールデンタイムは、何時であるかに関わらず「眠り始めの3時間」であると言えます。
この時間にどれだけ質の良い睡眠をとること重要なのです。
何時に寝ても大丈夫なら、忙しい人でも一安心。
だけど、なかなか寝付けず浅い眠りだったり、すぐに目が覚めてしまったりとこの時間にきちんと眠れないとしたら
ゴールデンタイムを生かせていないことになってしまいます。
 
 
 
 
良質な睡眠をとるためには以下のことに気をつけましょう。
 
・就寝2時間前までには食事を済ませる。
食後2時間ほどは、消化のために胃腸の働きが活発になります。就寝の直前に食事を摂ると、
睡眠中にも内臓は消化のために働き続けることになり、眠りが浅くなってしまいます。
どうしても寝る直前に食事をする場合は消化がいいものを軽くとると良いです。
 
・寝る1時間前にはスマホやパソコンを見ないようにする。
テレビやパソコン、スマホから出るブルーライトなどの光は脳を覚醒させる働きがあります。
就寝1時間ほど前からはなるべく見ないようにすることでリラックスして眠れます。
 
忙しい中で全部を気をつけることは難しいとは思いますが、できることからコツコツと実践して
良質な睡眠と美肌を作っていきましょう。
 
 
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通称 美容鍼灸王子® 終末期医療や高齢者医療の現場で鍼灸師として活躍。年間2,500件以上の施術を担当。その過程で、仮面様顔貌など容姿が変化する難病の患者を救いたい思いから、日本における美容鍼灸のパイオニアである上田隆勇氏に師事。女性だけでなく、難病患者も美容鍼で改善に導く治療院を運営。その後の活動が評価され、最年少にて初代上田式美容鍼灸®認定講師の1人として任命を受ける。 現在は施術の傍ら専門家への美容鍼灸の指導活動や、一般向けの講演活動を行い正しい美容医療の普及活動も精力的に行っている。メディア取材実績多数。